「異能持ちが生き延びるルールは一つ。クソ高いVAT《異能税》をいかに誤魔化すかだ。」

遡ること1985年。

人口の8%が異能力者となったこの時代、彼らには異能税―― Valuable Ability Tax(VAT)の納税が義務付けられていた。

舞台は、そんなお上の目を盗む「VATの斡旋事業」を専門とする異能力者の便利屋、 Valuable Ability Treatment――通称、もうひとつのVAT。

その実態は、脱税ギリギリの税金ちょろまかし、行政の手から依頼人を匿うグレーな保護ビジネスだった!

法律の隙間をくぐり抜け、銃弾と異能が飛び交う1980年代ノワール。

どいつもこいつも一癖じゃ済まない、 傷だらけでイカれた能力者たちが織りなす異能群像劇、開幕。


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